自分が描きたいと思うものを描き続ける

2025.2.12

イラストレーター muuさん

2020年から映画のイラストを描き始め、イラストレーターとして活動しているmuuさん(@_muu6_)。台湾の雑誌に掲載された実績もあり、ますます活躍の幅を広げています。今回は、そんなmuuさんの働き方や大切にしている価値観についてお話を伺いました。


──現在のお仕事内容を教えてください。

映画のイラストを中心に、さまざまな画材を使って作品を制作しています。ゆるい生き物のイラストやLINEスタンプ、似顔絵なども手がけており、お客様とやり取りしながら素敵な作品に仕上がるよう精進しています。

──イラストを描き始めたきっかけは何ですか?

コロナ禍で仕事の休みが増えたことがきっかけです。もともと映画をよく観るタイプではなかったのですが、Netflixに登録したことで多くの作品に触れるようになりました。そこで「映画のポスターってこんなに可愛いものがあるんだ」と知り、自分でも描いてみようと思ったんです。

映画のイラストをSNSに投稿したところ、多くの方に拡散していただき、フォロワーがいきなり1,000人ほど増えました。それが自信につながり、イラストレーターになることを決意しました。

──イラストを描く上で大切にしていることはありますか?

探求心を持って、自分が「描きたい」と思うものを描き続けることです。ふと景色を見て「これを絵にしたら面白そう」と感じたら、そのまま描いてみる。無理に描くのではなく、自分のペースで描くようにしています。

画材も、そのときの気分に合わせてクレヨンやポスカなどを使い分けています。「この画材で描いたらどんな表現になるんだろう」という好奇心を持って描くのが楽しいですね。

また、日常生活の些細な出来事を見逃さず、さまざまな知識と経験を作品に落とし込めるようにも意識しています。

──イラストレーターの仕事は、どんなときにやりがいを感じますか?

オーダーイラストの制作では、お客様と直接やり取りをするので、作品を見て喜んでいただけたときにやりがいを感じます。

お客様によってリアクションが全然違って、感情を表に出して「ワー!」と喜んでくださる方もいれば、後から「部屋に飾りました」と写真を送ってくださる方もいらっしゃいます。そういう瞬間に「描いてよかったな」「次も頑張ろう」と心から思えます。

──逆に、仕事をする上で大変なことはありますか?

最初は純粋に「好きなこと」として楽しくイラストを描いていましたが、仕事となるとお客様の要望に応えなければなりません。そのため、自分の中での「描ける日」と「描けない日」に折り合いを付けるのが大変ですね。

どうしても描けない日は、本当に1枚も描けないんです。なので、気分転換で外に出かけたり、「今日は描かない」と決めてメリハリをつけるようにしています。

──muuさんのこれからの目標を教えてください。

作品数をもっと増やして、展示会に出展することです。雑誌などのメディアに掲載していただけるようなイラストを制作したいと思っています。

また、LINEスタンプのイラストを使ったマグネットやカプセルトイを作るのも目標です。自分の作品がガチャガチャになったら、すごくワクワクするなと思って。そういった企画も実現していきたいと思っています。

──最後に、今の働き方や生き方に迷っている方へのメッセージをお願いします。

自分らしく、好きなイラストを描き続けることは、決して簡単ではありません。なので、時にはゆったりとした時間を作り、絵を描き始めた頃の気持ちに戻って描いてみてください。そうすれば、本当に好きなものが描けるはずです。

イラストに限らず、何かに行き詰まったときは、一度立ち止まって自分だけの時間を大切にすると、新しい発見があるかもしれません。

[取材 / 執筆]Ruka [編集]Mari


イラストレーター muu

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