居心地のいい空間で、焼きたてのフィナンシェを届ける
2025.4.16
Cacco みおさん

夢だったお菓子作りを仕事にし、金沢市十間町のフィナンシェ専門店 Cacco(@cacco_yakigashi)をオープンしたみおさん。温もりあふれる空間で、毎朝丁寧に焼き上げられたフィナンシェを提供されています。今回は、そんなみおさんの働き方や大切にしている価値観についてお話を伺いました。
──Caccoをオープンするまでの経緯を教えてください。
私はもともと子供が好きで、教育系の大学に通っていました。卒業後は「せっかく大学を出たし、資格を活かせる仕事をしなくちゃ」と思い、子供に携わる仕事をしていたんですが、お菓子作りの夢も諦めきれませんでした。
その後、結婚を機に石川に移住し、たまたまカフェで働くことに。そこで現在のオーナーと出会い、一緒にCaccoを運営することになりました。
Caccoでは、外はカリッと、中はふんわりした食感のフィナンシェをお届けしています。そのまま食べるだけでなく、クリームラテにディップして食べるのもおすすめです。

──もともとお菓子作りが好きだったんですね。
そうですね。週末にお菓子を作っては友達にプレゼントしていました。そのときに「お店のお菓子みたい」と言ってもらえたのがきっかけで、お菓子作りの夢を抱くようになりました。
──焼きたてのフィナンシェを楽しめるカフェって珍しいですよね。アイディアを思いついたきっかけがあれば教えてください。
毎年バレンタインにフィナンシェを作っていて、作りたての食感と翌日渡すときの食感が全然違うことに気づいたんです。調べたところ、フィナンシェは焼きたて15分が一番美味しく、「外カリッ中フワッ」で食べられるものの、時間が経つうちに食感が変わってしまうと分かりました。
そこから焼き時間などをたくさん試行錯誤して、今では焼きたての食感を1日中楽しめるフィナンシェが提供できるようになりました。

──みおさんがCaccoで大切にしていることはありますか?
私自身カフェ巡りが好きなんですが、すごく人見知りで…。特に一人で行くときは緊張してしまうので、Caccoはお客様にとって居心地がいい場所にしたいと思っています。
お客様との会話はもちろん、ギフトに手書きのメッセージが添えられるようにしたり、メニューや入口のメッセージを自分で手書きしたりと、温かい空間作りを大切にしています。

──仕事をする上で、大変なことはありますか?
好きなことを仕事にしているので、辛いと感じることはあまりないんですが、焼き菓子って朝がすごく大変で…。仕込みや朝の焼き上げは、想像以上に体力を使います。焼きたてのフィナンシェをお届けするために、毎朝が戦争ですね(笑)
なので、休日は好きなことにたっぷり時間を費やしたり、思いっきり休んだりして、心と体をリセットするようにしています。
そして、お客様から美味しいと言ってもらえる瞬間が何よりの励みになっています。疲れが吹っ飛んで、また頑張ろうと思えますね。

──みおさんのこれからの目標を教えてください。
Caccoをたくさんの人に愛されるお店にするのが目標です。これからもいろいろな種類のフィナンシェを試作して、新しい楽しみを感じてもらえたらと思っています。
──最後に、今の働き方や生き方に迷っている方へのメッセージをお願いします。
私も周りの期待や常識に縛られて、自分の気持ちを後回しにしていた時期がありました。それでも自分が好きな仕事に挑戦した結果、毎日充実感で溢れています。心からやりたいことを仕事にできているのが幸せで、努力すらも楽しめていると感じます。
なので、もし今迷っている方がいたら、まずは小さな一歩を踏み出してみてほしいです。挑戦することで、想像以上に自分らしい働き方が見つかるはずです。

[取材 / 執筆]Ruka [編集]Mari
Cacco カッコ
〒920-0906
石川県金沢市十間町61番地
ライオンズマンション金沢十間町 101

